段落スタイル 2桁数字 自動縦中横
正規表現スタイルなどをつかう
おつくりになった「規格」という文字スタイルの詳細文字形式で、異体字の欄に、「等幅半角字形」を選んでください。
また、文字の大きさやフォント等が設定されているようですが、
文字スタイルにそういうものは不要です。
「必要な部分だけ」設定します。この場合、等幅半角字形になれば良いので、それだけを設定した文字スタイルを作ります。
大きさやフォントなどは段落スタイルのほうに任せてしまった方が、あとで使いまわしが楽なので。
そして
4桁の数字を4分数字、3桁の数字を3分数字、2桁の数字を2分数字にする
下図のような縦組で、数字を入力するだけでそれぞれの桁に応じた数字字形にします。
正規表現は以下の通り
文字スタイル | 正規表現 |
---|---|
四分字形 | (?<!\d)\d{4}(?!\d) |
三分字形 | (?<!\d)\d{3}(?!\d) |
二分字形 | (?<!\d)\d{2}(?!\d) |
適用結果はこうなりました。
num_glyphはもう役目を終えたかもしれないなあ。。。
図や表番号だけを太字&泣き別れ禁止にする
文中にある「図1」や「表2-3」などの文字列を自動的に太字にし、かつ泣き別れ禁止にします。下図のように文字列が泣き別れていると、なんだか気になって仕方ない人向け^^
使用する正規表現は
[図表]\d\d?[\.-]?\d*
適用すると...
英数字の言語を「米国」にする
普段、なにげなく「日本語」属性で混植しているけれど、InDesign的には文字に正しい言語属性を適用するのがスジなんじゃないかと思います。ただ、面倒でやらなかっただけ。ちゃんと言語属性がついているとどんないいことがあるかっていうと、ハイフネーション処理(とユーザー辞書設定)、スペルチェック、自動修正(オートコレクト)*1などが使えるようになります。ひとつの段落の中に複数の言語が混じったとしても、特に問題ありません。
こんな文字列があったとして、
英数字の言語を「英語:米国」にするように正規表現スタイルを設定します。
使用する正規表現は
[a-zA-Z0-9_\.,-]+
Note: 文字クラス表現の中で、文字と文字に挟まれたハイフン「-」は文字コード範囲を意味しますが、最初または最後に書かれたハイフンは、ハイフン自身を表しています。
このスタイルを適用すると.. ハイフネーションが正しく処理されています。
「編集」メニューから「欧文スペルチェク」-「ダイナミックスペルチェック」をチェックすると、あやしそうな単語に波線が入りました。
さらにオートコレクトで、「lovelove」を「J」にするよう設定し、正規表現スタイルで1文字の「J」(\<J\>)に対して、「Wingdings」フォントと文字カラーの変更する文字スタイルを設定します。
この状態で、「I lovelove you!」と入力してみましょう。
どうだ、すげーだろ!(いばるな)
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